台湾へコーヒー豆焙煎機を輸出|ダイニチ

豆ナビのコーヒーニュース

暖房機で有名なダイニチ工業株式会社が3月にもコーヒー豆焙煎機を台湾へ輸出するという内容だ、中国や台湾では珈琲ブームです。

ダイニチの焙煎機100台のMR-120を台湾へ輸出

ダイニチのコーヒー豆焙煎機MR-101

にいがた経済新聞

 

ダイニチ工業株式会社が3月にもコーヒー豆焙煎機を台湾へ輸出!
なんいう記事があったから読んでみました。

 

日本モデルはMR-101のものだと思うが、価格は45000台湾ドルなので約162000円ほどだ。
日本ではオープン価格だが12万円が大体の定価といっていいだろう。
アマゾンでは8万から10万で売られています。


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さてこの機械、筆者は昔興味が合っていろいろ調べたのだが難点が2つある、それは100gしか焼けないということだ。
実際は120g入れて水分が飛ぶので100gが焼きあがるということだが、ヘビーに毎日飲むので100gだとちょっとだけ少ない。

 

もうひとつは焙煎状況がわからないということだ、豆によっては焼けにくい豆もあれば、季節によっては外気との差があるので焼き上げ時間は微妙に設定しなければならない。
その点を他の機種に比べると「ジェネカフェ」のほうが軍配があがりジェネカフェに夢中になり、ダイニチの焙煎機はこのニュースを見るまでは忘れていた存在だった。
ダイニチの良い点は煙が少ないというところだ。

 

個人で使用するので100gで十分だと思うが毎回18gほど使う筆者的には5日しかもたない。
ジェネカフェは300gの生豆で出来上がりは250gほど焼くくことが出来き、しかもガラスで覆われているだけだから豆の焼き具合がリアルに確認できる点はすばらしい。
高温の300度まで設定が出来たり、焼き時間設定も出来て申し分ない。
この「ジェネカフェ」はアマゾンでダイニチと似たような値段で売られている。

同じような値段なら間違いなくこのジェネカフェのほうがいろいろ優れている。
が・・・
ジェネカフェにも難点がある。
高温設定と温風式なのでかなり煙が出ます。
家庭では煙の処理が大変なのが欠点だろうが、ホームセンターで安くジャバラでできた煙突が売っているので換気扇までの工夫次第では解決する。
しかしマンションでは換気扇の出口からの匂いが風に乗って届くので、近所からクレームが出るかもしれないほど結構匂いと煙は出る。

 

台湾なら匂いが克服できれば、このジェネカフェのほうが売れるかもね。
実際珈琲の東南アジアの国では珈琲ショップがこのジェネカフェを何台も置いて焼いている店もあるほどだ。

 

台湾には1度しか行った事ないが中国と同様に日本みたいに珈琲がおいてある喫茶店がまだまだ少ないような気がする。
疲れてちょっと休憩したいなーと思ったときに珈琲がおいてあるカフェがないのが気になっていた。

 

中国は何度か訪問したことがあるが、最近ではおしゃれなカフェが上海の都会地域ではちらほら見かけるようになった。
経営者はこぞってカフェ経営をしたがっているほどだ。
中国ではスターバックスが一番人気があり珈琲流行の引き金の店でもある。気になったのはスターバックスは日本より高いのに満員だった記憶がある。

 

数年前までは中国の珈琲屋で珈琲を注文するとロブスタ種の豆で香りと苦味の少ない缶コーヒーのような珈琲が出てきたが、最近では高級なアラビカ種の珈琲で出され、さらにITも駆使してスマホで注文してスマホで決済できたり、スマホで注文して職場まで持ってきてくれるサービスもあるのには驚いた!
ここ数年で中国や台湾の珈琲事情が変わりつつあるのは間違いないので、業務用や家庭用問わず珈琲焙煎機の需要も上がるのは間違いないと思われる。